内閣官房新しい資本主義政策事務局 政策立案勉強会への出席報告
2022年7月15日(金)に内閣官房新しい資本主義政策事務局にて、副代表の渡辺飛鳥と前代表の八田潤一朗が金融庁総合政策課様の紹介によって、新しい資本主義政策立案勉強会へ出席し、以下の方々をはじめとする政策立案関係者の方々に、大学生・若年層目線での新しい資本主義政策について意見提言をさせていただきました。
内閣官房審議官 新原様
内閣府大臣政務官秘書 山口様
金融庁総合政策局総合政策課長 高田様
新しい資本主義実現本部事務局内閣参事官 籠康様
同 企画官 田代様
意見提言内容としましては、貯蓄から投資という観点において、日本市場を支える外国人投資家に魅力的に思われる日本市場づくりが最も有効であり、その市場づくりと並行しつつ単元株制度の見直し、金融所得課税の累進性、非課税枠の増強、会計用語の改訂等を提言しました、
また、複利効果を前提とした長期的な資産形成(積み立て投資)を「老後」のためであるという表現が、若年層の投資に対する意欲低下を招いているのではないかという点も提言しました。若年層にとっては今を楽しむことに時間とお金を使うことが一般的であり、老後という言葉を使えば逆効果な意味合いを内包しているのではないかと、大学生としての肌感覚を踏まえた提言もしました。金融リテラシー啓発における世代間のギャップについても今後の課題であると考えます。
関係省庁の皆様に、大変貴重な機会に招いていただいたことに深く感謝いたしますとともに、USICといたしましても、金融リテラシー向上を官民問わず、多岐にわたる活動を通じて社会貢献していく所存です。何卒よろしくお願い申し上げます。