運営メンバー


主な運営を務める幹部の紹介をします。

 

<代表 八田潤一郎 慶應義塾大学法学部政治学科2年>

 皆さんは投資にどのようなイメージを持たれていますか?日本証券業協会「平成30年度 証券投資に関する全国調査」によれば、「証券投資について必要と思わない」と回答した割合は 若年層である20歳代では、男性で7割超、女性で8割前後になど壮年層と比較して高い傾向にあります。その主な理由は「損をする可能性がある」や「金融や投資に関する知識を持っていない」などが挙げられています。前者については、老後資金2000万円問題が話題になり、若年期からリスクをとって資産形成することの重要性が浸透しつつあると思われます。他方、後者についてはどうでしょうか?金融広報中央委員会「金融リテラシー調査」[海外調査との比較] (2019) によれば、米国調査やOECD調査との比較で、共通の正誤問題の正答率は日本が米英独仏を下回るという結果になっています。つまり、海外諸国と比較して日本ではリスクをとって資産形成を行う重要性を理解できても、金融や投資の知識・能力である金融リテラシーが不十分であるために投資をあきらめる、必要ないと判断してしまう若年層が多くいる現状が伺えます。

 このような課題に対処すべく、弊団体は2008年2月の創設以来、「学生に金融を学べる場」と「企業に学生との繋がり」を提供し「学生の金融リテラシーを向上させること」を通じて「学生から金融大国に」を理念として活動して参りました。学生から金融リテラシーを学ぶことは学生自身の長い人生を豊かに送るための糧となるだけではなく、金融大国の実現といった、日本の更なる発展に寄与すると考えています。

 では、学生に必要な金融リテラシーはどのようなものでしょうか?金融経済教育推進会議が発表した金融リテラシー・マップによれば、「様々な金融商品のリスクとリターンを理解し、自己責任の下で貯蓄・運用することができる」ことを大学生が最低限身に着ける金融リテラシーの一つとして求めています。しかし、日本ではこうした金融商品関連を実際に学ぶ機会は十分とは言い難く、示された内容と現状には乖離があります。

 そこで弊団体は学生の金融リテラシー向上のため、主に3つの活動を行っています。1) 公官庁・企業様と連携したイベントの開催、2) 金融フリーペーパー『SPOCK』の発⾏、3) IRプレゼンコンテストの主催です。

 弊団体が掲げる理念の下、10年以上にわたり活動することができているのは、今迄ご協賛をいただいた公官庁・企業様やご参加いただいた学生の皆様のご支援の賜物と存じております。心より御礼申し上げるとともに、今後とも変わらぬご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。弊団体の活動にご協賛くださる団体・企業様や、少しでもご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたらお問い合わせのページからご連絡頂ければ幸いです。

 最後に、COVID-19が引き続き猛威を振るっており、弊団体はオンラインでの各種イベント開催など、感染が拡大しない形での活動を実施しております。これからも引き続き、社会情勢を注視しながら、適切な活動の在り方を模索して参ります。

 投資歴9年という自身の経験を最大限活かし、弊団体の発展に尽力して参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

学生投資連合USIC 12期代表 八田潤一郎

 

<副代表 峰慶多 慶應義塾大学商学部2年>

 学生が投資をする意義は何でしょう。投資を通じて利益を得るため?確かにそれも理由の1つです。しかし最も重要な意義は「社会に出る力を身に付けること」だと私は考えます。

 投資をやろうとすれば否が応でも様々な情報に触れざるを得なくなります。今日のニュースはもちろんのこと、より広範囲で速報性の高い情報を得ようとすれば英語の情報源も必要になり、また投資先の見通しはどうなのか、今後のトレンドはどのように変化していくのか等様々な情報を収集、分析して行かなければなりません。学生のうちからこれらの情報に触れ、向き合っていくことは自分の将来を切り開いていくうえで必ず大きな武器になります。

 そのサポートをしていくのがUSICだと考えております。USIC理念の達成のため懸命に励んで参りますので是非ともよろしくお願いいたします。

学生投資連合USIC 12期副代表 峰慶多

 

<副代表 佐野快斗 明治大学文学部2年>

 この度、新しくUSICの副代表に就任いたしました、佐野快斗と申します。

 私は、投資とは一般に言われるよりも身近にある物だと思います。おしゃれをしたり、健康にいいものを食べたり、勉強をすることも、投資の一部であり、誰しもが日常的に行っていることと思います。しかしながら、多くの学生はそれらを手にするために必要なお金を投資するとなると、なぜか自分には向いていない、怖いものだと考えています。

 USICではそういった誤解を解くべく、どういったリスク・リターンがあり、方法があるのかを、フリーペーパー、勉強会、各種イベントを通して発信していきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

学生投資連合USIC 12期副代表 佐野快斗

 

<相談役> 

水島直希 青山学院大学国際政治経済学部3年

折内成  慶應義塾大学商学部3年

坂本稜太 慶應義塾大学経済学部3年

都築金龍 慶應義塾大学経済学部3年