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【開催報告】Hibiki Path Advisorsオンライン勉強会「企業・日本を変える投資の力」

【開催報告】Hibiki Path Advisorsオンライン勉強会「企業・日本を変える投資の力」

 モノ言う株主?エンゲージメント機関投資家CIOと考える

 

「企業・日本を変える投資の力 2022

シンガポールから生配信

 

【概要】

 投資界の最前線でご活躍される機関投資家CIO清水様をお迎えし、バリュー投資・エンゲージメントをキーワードにお話しいただきます。

世界の中で日本市場はパフォーマンスでは冴えないものの、コーポレートガバナンス改革の進展に背中を押される形で、近年こぞって世界中のアクティビストが日本企業に狙いを定めています。アクティビストは「モノ言う株主」とも呼ばれ、株主としての権利を積極的に行使して、会社に影響力を及ぼし、会社を変えていこうとする投資家をいいます。株主である以上、モノを言うのは当然ですが、強い配当要求をし委任状争奪戦を仕掛けるなど、短期的かつ強行的な姿勢から敬遠されてきました。

一方、長期的に株式保有し、投資先経営陣に経営・資本戦略などを提案するなど、建設的な議論を通じて、会社の変革をサポートし、価値を高めて成果を出す、より穏健的なソフトアクティビスト/エンゲージメントというスタイルはSDGs・ESGとも相性が良く、今後一層の活躍が期待されます。ベンジャミン・グレアム氏やウォーレン・バフェット氏で知られるバリュー投資の手法を適用し、時には投資先の経営者の皆様と議論やエンゲージメントを重ねつつ、歩調を合わせ、長期の投資成果を獲得するスタイルをとる清水様と、投資の「企業・日本をも変える可能性」について一緒に考えませんか。

 その他、将来金融業界を志し、機関投資家の雰囲気を感じたい・金融の最新情報を聞きたいという方など幅広く歓迎です。

Q&Aセッションもたっぷり時間をとっていますので、金融・投資のプロにあなたの疑問をぶつけるチャンスです!

 

【共催(協力)企業】

Hibiki Path Advisors様 

Hibiki Path Advisors Official Website

Hibiki Investment News

公式Twitter

 

【開催形式】

                                                                                           

Zoomによるオンライン接続   首都圏以外の大学生・院生の皆様にご参加いただけます。

 

【開催日時】

2022年11月1日(火) <開場>17:50 <開演>18:00~:19:00 

【タイムテーブル】

時間

内容

17:50~18:00(10分)

18:00~18:05(5分)

ZOOM接続

開会

18:05~18:40(35分)


18:40~19:00(20分)

テーマ1.バリュー投資

テーマ2.エンゲージメント(ソフトアクティビスト)

Q&A(質疑応答)

19:00~19:05(5分)

閉会(アンケート記入)

 

【講師】

 ひびき・パース・アドバイザーズ(シンガポール) 代表取締役最高投資責任者 清水雄也

 

 1994年慶應義塾大学経済学部 2003年ロンドン大学ファイナンス修士号

 1994/4 - ゴールドマンサックス証券会社東京支店株式部入社 機関投資家営業部/投資調査部

 2000/5 - ムーア・ストラテジック・バリュー・パートナーズLLC入社

 2003/9 - エー・シー・キャピタル入社(あすかアセットマネジメント子会社)

 2004/3 - あすかアセットマネジメントに転籍

 2005/8 - 株式会社ジャーミン・キャピタル入社

 2007/10 - ダルトン・インベストメンツ入社

 2010/2 - ダルトン・アドバイザリー株式会社設立 代表取締役就任

 2011/3 - サンテレホン株式会社 社外取締役就任

 2015/1 - OTS・キャピタル・マネジメント(香港)共同創業

 2016/1 - ひびき・パース・アドバイザーズ(シンガポール)創業 代表取締役就任

 

ゴールドマンサックス証券にて機関投資家向け営業を担当し、企業分析に強い関心を抱き、投資調査部に異動申請、受理され、企業調査/産業調査を2年担当、その後、担当業界が不良債権問題に苦しむことに問題意識を覚え、2000年に当時日本で不良債権投資を手掛けていた米ヘッジファンドのムーア社に転職し、コーポレート投資チームヘッドとして未公開・上場企業の様々な企業再生案件に携わる小泉改革が功を奏し日本が回復に向かう中、1年の留学充電期間を経て、再生型PE投資のエー・シーキャピタルに入社、当時タリーズコーヒーを展開していたフードエックスグローブ社のMBO案件などに携わる。それをきっかけに株式市場への関心が再び強くなり、以降は現在まで公開株投資のキャリアを積む。ダルトン時代には投資先で当時ベイン・キャピタルと日本産業パートナーズが非公開化したサンテレホン社の社外取締役に就任し2013年に日東工業に売却されるまで務める。ダルトン、OTS時代は東南アジア企業の投資も担当し知見を広げ、結果としてシンガポールでのひびき創業につながり、現在に至る。日本企業の潜在力の開花、世界での認知向上に情熱を持ち、投資先の企業価値向上、財務戦略、IR戦略、ESG対応など幅広い分野で建設的なエンゲージメント活動を展開。

 

 

【勉強会振り返り・まとめ】

今回は大学1年生から大学院生までの幅広い世代の学生が参加しました。

 

参加者からは、

「バリュー投資が良く分からないものだったが、日本企業を発掘にも役立つと聞いてイメージが大きく変わった。」

学生個人では出会えないような世界の一戦で働かれる投資家の方の話を聞き質問できる機会はなかなかないので、とても興味深かった。」 との声がありました。

 

 

 

今後とも学生投資連合USICではこのような金融リテラシー向上にむけたセミナーの開催、協力に励んでいきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

また弊団体に加盟希望の大学の方はお問い合わせフォームまたは、SNSよりご連絡お待ちしております。

 

 

 

 

勉強会の様子

個人情報保護の観点より、モザイクを施して掲載しております。