【第7回大学生対抗IRプレゼンコンテスト詳細】

【第7回大学生対抗IRプレゼンコンテスト詳細】

 

<主催>

学生投資連合USIC

<後援>

株式会社日本取引所グループ、公益社団法人日本証券アナリスト協会、一般社団法人日本IR協議会

<協力>

複眼経済塾株式会社、Hibiki Path Advisors Pte. Ltd. 

<メディア協力>

株式会社ストックボイス、ログミー株式会社 logmi Finance

<会場協力>

平和不動産株式会社

<参加上場企業(協賛)>※当日発表順

株式会社TAKARA&COMPANY、PCIホールディングス株式会社、シナネンホールディングス株式会社、

株式会社日本取引所グループ、株式会社クボタ、株式会社信和、株式会社カナミネットワーク、

ユナイトアンドグロウ株式会社、株式会社青山財産ネットワークス、蝶理株式会社、

株式会社レノバ、株式会社タナベコンサルティンググループ、ホソカワミクロン株式会社(計13社)

<参加大学チーム>※当日発表順・サークル名省略

桜美林大学、一橋大学、東京大学、高崎経済大学、武蔵大学、愛知工業大学、慶応義塾大学、

小樽商科大学、同志社大学、西南学院大学、北海道大学、中央大学、明治大学(計13大学サークル13チーム)

 

 

2022年2月17日、日本橋兜町の「KABUTO ONE」にて、第7回IRプレゼンコンテストが開催されました。

本コンテストは、学生投資連合USICに所属する大学の各投資サークルが、上場企業の成長性や魅力などを取材・研究して発表するイベントです。約10分間に凝縮されたIRプレゼンテーションを行い、審査で「企業紹介・事業の強み・リスク・財務分析・業界分析・業績分析・作成資料・プレゼン姿勢・コロナ対策」9項目から成る定量評価に定性評価を加え、上位校を「優勝・準優勝・第3位・審査員特別賞」として表彰します。

第7回目となる本大会は、13の上場企業と13大学のサークルが参加しました。

 

 

(スライド形式となっております。当日の写真をご覧ください。)

 

2022年10月14日に行われましたマッチング抽選会から早約4か月となり、いよいよ大会当日となりました。

当日には‘総勢100名’を超える学生・企業担当者の方々がKABUTO ONEに集まりました。

 

今年度の審査員は、会社四季報を活用した分析で高い知名度を持ち、25年間毎日欠かさず四季報読破を継続してきたことで知られている、複眼経済塾株式会社の渡部清二氏と、野村證券投資情報部長、野村プライベート・エクイティ・キャピタル社長、野村興産顧問を歴任後、現在はフリーで金融教育の普及に尽力されていらっしゃる公益社団法人日本証券アナリスト協会の阪本安生氏の二名にお越し頂き、学生のプレゼンを評価していただきました。

 

トップバッターは桜美林大学投資サークルによるTAKARA&COMPANYのプレゼンでした。

今年度よりUSICに加盟し、IRコンテスト初出場とは思えないほどの落ち着きで発表を終えました。

その後も次々と各大学による企業のプレゼンが進んでいき、あっという間に計13大学の発表が終了しました。いずれのチームのプレゼンも例年度よりレベルが高いと言われる中、今年度の入賞チームは次のようになりました。


<審査員特別賞 西南学院大学×蝶理株式会社>

 

<8014 蝶理 繊維商社の老舗>

■審査員講評(渡部氏)

 

まず全体としてレベルが非常に高くなっていると感じた。

蝶理株式会社について、相手に伝えることが難しいと思うが、それを「複合型専門商社」という一言でまとめられているのが非常に分かりやすく、良かった。


<第3位 慶應義塾大学×株式会社カナミックネットワークグループ>

・<3939 東証プライム 自治体、医師会、介護サービス事業者向けクラウドサービスが収益柱>

 

審査員講評(阪本氏)

全体として皆さんのレベルが高く甲乙つけがたかった。

カナミネットワークのプレゼンについては、株を買いたくなるか・ならないかという視点で評価した。

プレゼンをしている学生が会社の一員になりきり、売り込みたい!という情熱を感じたというのが、渡部氏と同意見であった。


<準優勝 明治大学×ホソカワミクロン>

<6277 東証プライム 粉体関連装置で業界首位>

 

■審査員講評(渡部氏)

まずプレゼン最初の問いかけから、その後の結論として実は「粉」である。という最初のつかみが素晴らしい。

また工夫した点として、国際粉体工業展に足を運んでおり、足で稼いだ情報は非常に価値が高い。


<優勝 一橋大学×PCIホールディングス株式会社>

<3918 東証プライム 自動車、家電などの組み込みソフト開発が主力>

 

審査員講評(阪本氏)

非常に優れた、素晴らしいプレゼンテーションだった。

プレゼンテーション・ストーリー・財務分析が非常に素晴らしかった。

学生がここまでできるというのが本当に素晴らしいと思う。

 

<プレゼンをご覧になりたい方へ>

見事優勝した一橋大学と準優勝の明治大学のプレゼンをログミー様のサイトよりご覧いただけます。

13チームのトップとなった2校の、学生ならではのプレゼンをぜひご覧ください。  

>>明治大学のプレゼンテーションはこちら  >>一橋大学のプレゼンテーションはこちら

 

結びにかえて

 

企業の株価を内在価値以上に釣り上げたり、悪いニュースをオブラートに包んで体裁よく見せたりすることがIRの目的ではないと考えます。  投資判断に必要な情報を適切に、公平にマーケットに伝え、対話を通じて投資家との良好な関係を築くことこそがIRの目的ではないでしょうか。 学生にとっては何かと馴染みの薄い分野ではあると思われますが、本大会の目的でもある「企業のIRの大切さを理解するとともに、そのプレゼンや分析能力を獲得することを通じて、日本の持続的な成長に貢献する」ことが、今大会を通じて少しでも達成に近づいているのであれば、大変うれしく思います。

3大会ぶりとなる対面形式での開催を無事に挙行できたことは、多忙な企業様のお力添えをはじめとした、大会関係者様のご支援によるものです。久々の対面開催となり、運営の不手際も目立つ中、最後まで大会開催に前向きにご協力くださいまして誠にありがとうございました。改めて運営一同感謝を申し上げます。 

引き続き学生の金融リテラシー向上を目標と掲げ、更なる努力を続けてまいります。

今後とも学生投資連合USICをよろしくお願いいたします。

 

USIC運営一同